株式会社柳澤の歴史は明治5年(1872)年、約150年前まで遡ります。
京都で修行した初代柳澤亀太郎が甲府で数珠作りを手掛けたのが始まりです。
ここ山梨はかつて日本一の水晶採掘地であった昇仙峡があり、元々豊かな水晶資源に恵まれた土地でした。透明で美しい水晶が採れる事は大昔から知られていましたが、江戸時代までは採掘が認められなかった為、甲府で採れる高品質な水晶は流通量が限られ大変貴重なものでした。
初代亀太郎は宝石の優れた名産地である山梨県に目を付け、甲府市相生で事業を始めます。続いて2代目の富太郎はこの地に研磨工場を建て、研磨技術の向上に務め山梨の宝飾産業の発展の為の礎を築きます。
3代目徳太郎は先代らに習い日々技術研鑽に励み腕を磨きます。その努力の結果、実績が評価され現代の名工として知事表彰を受けたのが1980年の事です。徳太郎の作品は現在も甲府市にある地場産業センターに展示されており来場の人々へ産業の歴史を伝えています。
4代目慶造は一級研磨士の資格を活かして職人として名品を世に出すとともに、製品の販売に力を入れ、法人として会社組織を立ち上げ起動に乗せます。
ダイヤモンド専門商社に勤務した経験を持つ5代目純は、国内に留まらずに優れた品を探求した経験を活かし、海外から多くの宝石を輸入し幅広く事業を発展させ現在に至ります。
2002年には「株式会社柳澤」に改名し、天然石の輝きを贅沢に活かしたオリジナルネックレスを中心に、高品質で貴重な石ネックレスを世にご紹介しています。
株式会社柳澤は明治時代から長きに渡り、石へのこだわりと高い技術を代々継承して参りました。150年以上丸珠一筋に生きる職人一族であり、研鑽に励んできた実績が今日の企業理念「顧客満足」に受け継がれていると自負しています。今後も山梨の、日本の洗練された製品への思いを強く抱きつつ国内のみならず海外の皆様にも紹介していきたいと考えています。
YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)東側です
建物側面に駐車スペースがございます
社名 | 株式会社 柳澤 / YANAGISAWA CO .,LTD |
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代表 | 代表取締役 柳澤 純 (ヤナギサワ アツシ) |
創業 | 1872年 (明治5年) |
設立 | 1986年6月 (昭和61年6月) |
資本金 | 1,000万円 (2022年2月時点) |
所在地 | 〒400-0858 山梨県甲府市相生1-14-9 |
電話番号 | 055-222-2901 |
FAX番号 | 055-222-2907 |
営業時間 | 平日 9:00 ~ 18:00 |
事業内容 | 宝石、貴金属の企画・念珠の製造・卸販売 |
加盟団体 | 山梨県水晶宝飾共同組合 |
主要取引銀行 | 山梨中央銀行・貢川支店 甲府信用金庫・朝気支店 |